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    今年はオンライン開催!docomo Open House 2021から見えた39works発プロジェクトの現在

    今年はオンライン開催!docomo Open House 2021から見えた39works発プロジェクトの現在

    ドコモの最先端技術や多様な取り組みを紹介する「docomo Open House 2021」が2021年2月4日(木) 〜 7日(日)の4日にわたり、開催されました。

    例年の「docomo Open House」は、東京ビッグサイトを会場に、多くの人が集まります。しかし、今年は新型コロナウィルス感染症の影響によりオンラインでの開催となりました。

    メイン会場となるdocomo Open House 2021イベントサイトでは、有識者や起業家による講演やdocomoの技術紹介を動画で楽しめる「docomo Open House TV」や、200を越える最新技術やサービスの情報が展示される「Tech Showcase」、 ドコモオリジナル開発のVirtual Event Platform内で展示会を疑似体験できる「Virtual Booth」など。展示手法そのものにも、ドコモの技術が活用されていました。

    docomo Open House 2021 Virtual Booth

    今回は、Open Houseに参加した4つのプロジェクトについてお伝えします。

    ecコンシェル

    ecコンシェル」は、39works発のプロジェクトです。AI搭載型のWeb接客ツールで、サイトを訪れた利用者に合わせ、バナーの表示などの販促コミュニケーションを行えます。同サービスは「お客様に寄り添うおもてなし」をテーマに、ドコモの広告配信サービス「Crossmedia」とともに出展を行っていました。

    2020年は 新型コロナウィルス感染症の影響もあり、EC・通販サイトでの販売を強化する事業者が増えていました。それに伴い、「オンラインでも、オフライと同様のおもてなしを届けたい」という事業者のニーズに応えるため、機能追加やサポートの充実に取り組んでいました。

    2016年6月のサービス提供から、支援してきた事業者数は7000社を超えました。2021年は既存サービスの改善にとどまらず、Crossmediaをはじめとした周辺ソリューションの事業創出にも注力し、さらなるオンラインでの購買体験向上に取り組んでいかれるそうです。

    ECコンシェル

    Smart Parking Peasy

    続いては、同じく39works発のプロジェクトであり、ドコモが取り組むモビリティサービスとして出展した「Smart Parking Peasy」。同サービスは、駐車場を確保したいドライバーと、手軽に駐車場を開設して集客したい事業者をつなぐプラットフォームです。

    Smart Parking Peasy

    プロジェクトメンバーの峪口雄太さんは、2020年は「駐車場数の増加に注力した年だった」と振り返ります。

    利用者と空き駐車場とのマッチングサービスに関しては、駐車場の数・密度・エリアがとても重要になるといいます。利用者の数に対し、対象の駐車場の数が少なければ、空き駐車場をすぐに見つけられるという利用者のサービス体験を損ねてしまう恐れがあるからです。

    そこで同社は2021年1月に、株式会社PKSHA Technology とともに新たなAPIを発表。これにより従来の専用機器が無くてもPeasy駐車場が開設可能となり、より多くの数の駐車場を増やすことができました。

    今後は、新たに駐車場として開設する土地だけではなく、すでに駐車場として稼働している場所へも、Peasyの導入が可能となります。「Peasy対応駐車場数を全国で約5000車室増やす計画です」と峪口さんは語ってくれました。

    L’OCZHIT

    昨年も出展されていた製造業用XRソリューション「L’OCZHIT」も展示を行なっていました。

    L’OCZHIT」では、MRデバイスを装着することで、現実の物体に設計図の3DCGを重ねて見ることができます。経験の少ない新人でも直感的に製造や組み立て、検査の技術を習得することが可能。技術継承や人手不足といった、製造業における課題解決への貢献が期待されています。

    実際の利用者の目線で体験できるデモ動画も展示され、利用時のイメージがつかみやすいプレゼンテーションとなっていました。

    L'OCZHIT

    39worksからはじまったL’OCZHITは、2020年8月には新会社「複合現実製作所」を設立し、プロジェクト起案者の山崎健生さんが社長に就任。事業成長へと向かうために「会社として地盤固めが必要なフェーズに突入したことを実感できる年だった」と山崎さんは話します。

    さらに2020年に強化した開発体制を活かし、コロナの影響による新たな機能要望に応えたり製造業以外の活用方法を検討したりと、プロダクトの可能性を拓いていくとのこと。プロダクトとしても、企業としても、成長続ける L’OCZHITの2021年に期待が高まります。

    高齢者見守りソリューション

    最後は、展示だけでなくデモや個別相談会といった来場者との交流も行っていた「高齢者見守りソリューション」です。

    同サービスは最先端のセンサー技術を用い、非接触かつカメラレスな見守りを実現しています。利用者はセンサーを携帯する必要がなく、カメラレスのためプライバシー面にも配慮されています。

    高齢者見守りソリューション

    2019年から現在にいたるまで、実証実験を重ね事業化に向けたサービスのブラッシュアップを進めています。神戸の介護施設内5室で行われた実証実験では、利用者の睡眠状況や起床状態の把握に成功し、介護士が行う定期的な見まわり業務の効率化に活用する可能性もみえてきたといいます。

    2020年12月には、実証実験の対象を5室から20室に拡大。対象室数を増やしたことにより、介護士の他業務やITリテラシーにあわせたモニタリングの改善が、今後の課題として見えたそうです。

    プロジェクト起案者の山浦隼人さんは「2021年は実証実験から事業化へと本格的に歩みを進めていきたい。規模の大きい施設でも安心して使っていただけるように改善を続けていきます」と意気込みを語ってくれました。

    予期せぬ事態によって、社会が大きく変化した2020年。docomo Open House 2021では、そんな状況の最中でも、1歩1歩失敗を恐れずにチャレンジを重ねていった各プロジェクトの姿を垣間見ることができました。さらなる展開をめざすプロジェクトや本格的な事業化へと乗り出すサービスもあり、2021年の各プロジェクトの動きが今から楽しみです。

    ecコンシェル
    Smart Parking Peasy
    L’OCZHIT(複合現実製作所)