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丸の内エリアの防災訓練でLPWAを活用した通信網を構築、39Meisterと三菱地所が共同で実験

丸の内エリアの防災訓練でLPWAを活用した通信網を構築、39Meisterと三菱地所が共同で実験

株式会社NTTドコモと株式会社ハタプロによる共同事業「39Meister」を運営する39Mesiterチームと、三菱地所株式会社が共同で、災害時にも独立した無線通信網を構築することを目的としたLPWA(※1)による長距離無線通信の実験を行います

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※1Low Power, Wide Area の略称であり、日本においては免許不要な920MHz帯域における通信方式として注目されています。特徴として、長距離通信が可能であること、通信モジュールの低消費電力化が可能であることが挙げられています。特定のエリアにおいてローカル通信を行う用途に加え、インフラ型でネットワークを構築するモデルも提案されており、特にIoTの分野で今後急速に発展が見込まれる通信方式です。

LPWAの特性が災害時や緊急時に独自の通信網を構築するのに最適

39worksから生まれた39Meisterチームは、IoTプロダクトの企画から量産までの事業化支援を、LPWAを含む先進技術の導入を促進する形で実践してきました。

特に LPWA については、ハタプロが LoRa Alliance™の正規メンバーでもあり、独自開発を行ったLoRaWAN™通信機器を導入した実証実験やセンサー機器の開発を進めてきました。

今年の4月には、地域と通信技術で子どもたちを見守る「神戸市ドコモ見守りサービス」において、神戸市、国立大学法人神戸大学と共同検証実験を実施。次世代通信LoRaWAN™方式を用いて見守り範囲の拡充にも挑戦しています。

LPWAの持つ「独自の通信ネットワークを構築できる」という特徴に加え、「小型・軽量化」や「バッテリ駆動が可能」という特性は、災害時や緊急時に自社独自の通信網を構築することに最適です。

今回の実験では、39Meisterが開発するハンディタイプのLoRaWAN™システムを導入。災害時に拠点となる三菱地所本社大手町ビルを中心として丸の内エリアに LPWA 通信網を構築します。

丸の内エリアにおける防災訓練で通信網構築の実験

今回は、2017年9月1日に三菱地所が実施する「第91回 三菱地所総合防災訓練」の中で、LPWAによる長距離無線通信の実験を実施します。

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この実験では、大規模災害の発生時において、一部の通信インフラが使用不可能となった場合を想定。三菱地所の大手町・丸の内・有楽町エリアにて被災時に災害対策本部となる大手町ビルにLPWA通信網を確立させ、大手町ビル及び周辺エリアに配置されたGPSによる位置測位が可能な子機を持った三菱地所の社員の位置を把握することで、ビル街でのLPWA技術の有用性を検証するものです。

今回の実験に際して、39Meister チームと三菱地所は、都市開発や防災に対するノウハウと、リーン型開発手法を導入したLoRaWAN™機器・ネットワーク開発技術を融合し、街の機能向上に取り組みます。